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ダメダメ・就活エントリーシート

新卒大学生の就活が本格化し始めました。就活カウンセリングなどで直接学生の皆さんと触れ合う機会が増えています。

 

就職指導をしている方や人事の方はお感じでしょうが、見せてもらうエントリーシート等の8割が「就活本」のパクリ。パクリは言い過ぎかもしれないけど、単純に「どっかの就活本の『良い例』の寄せ集め」にしか見られないことがきわめて多くあります。

就活には正解が無い、というのが私がいつも申し上げることです。転職でも全く同じですが、その人その人皆個性がある訳で、その個性をアピールできない人を、企業が採用する訳がないのです。

完全オリジナルなストーリーをどうやって作っていくか、いつも就活カウンセリングでは一緒に考えます。
例えば一番ダメなよくある自己PR例「高校生の頃、文化祭委員として○○イベントを指揮、運営しました。リーダーシップとコミュニケーションスキルを発揮できました」みたいなダッメダメ例を、ここまで極端ではなくとも、平気で書いてくる人は少なくありません。

ビタ一文人事に響かない、ダメな代表例です。

そんな人に「なぜ大学で経済学を選んだの?」と聞くと、さんざカウンセリングが進んでくると、本音を聞くことが出来ます。
「カッコよさげに聞こえるかと思って」
こんな言葉が出てきたら、たいした進歩です。

「じゃあ自分が勉強した中でカッコ良いと思えるものは?」「ゼミ発表の下調べでまとめた○○について書いてる時、俺って難しそうなこと書いてるジャン、って思いました・・・」

このように勉強やゼミ等の素材をうまく導き出し、自身のアピールにつなげていく作業が、このエントリーシート作りです。
こんなんなりました・・・・・

「経済学部を選んだ理由はなんとなく響きがカッコ良いと思ったからです。しかし実際に研究を進めてみると大嫌いだった数学がバンバン出てくることがわかりました。数学が今でも得意な訳ではありませんが、嫌だと毛嫌いしていたことが、実は自分の求めるもののためには必要だということが理解でき、ほんの初歩的なところからですが自ら数学的な理論に立ち向かうようになりました。社会人経験の無い私が、仕事をする上でぶつかるであろう困難に対しても、逃げずに出来るところから立ち向かいたいと思っています」

私はその学生が初めて会った時とは別人に見えました。

author:RMロンドンパートナーズ, category:新卒就活, 08:57
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