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ダライラマ法王
チベットの反乱が止まらないようですね。

将来歴史学の大学院に行くとは思わなかった高校生のころ、チベットが元々中国とは全く関係のない完全な独立国家であり、モンゴル・元帝国の侵略からも国土を守ってきた国だということを知りました。
しかし文革による領土拡大で、中国共産党がチベットを占領し、その支配は現在まで至っている訳です。

一方チベットの指導者ダライラマ法王ですが、チベット本来の規範からは政教一致であり、政教両面での最高指導者ということです。
ダライラマ法王は、ローマ法王やロシア正教大主教等と同じ、世界的な宗教指導者です。ちなみに法王への呼称は役職である「法王」または尊称である「睨下」を使うのが正式です。

本来なら戦車で僧侶等をふみつぶしてでも反乱を弾圧したい中国当局でしょうが、オリンピックを控え、そういったハードラインは躊躇があるようです。こうしたタイミングや立場を読んでのチベット蜂起、力のない民衆であっても知恵と勇気で強大な圧制者へ反抗する凄いスピリットを持っていると感心しました。

戦前日本の支配への反発をする中国ですが、チベット等周辺諸国への苛烈な侵略はあまり取り上げられません。さらにこうした民衆蜂起に対し、平和を訴えるダライラマ法王の姿勢。
マハトマ・ガンジーを髣髴とさせる、やはり現代の偉人だなと感銘を受けました。

ぜひチベットの現状をもっと知っていただきたいと思います。
ダライラマ法王庁
http://www.tibethouse.jp/home.html
author:増沢隆太, category:雑感, 10:14
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