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理系人間のコミュニケーション技術上達法
理系大学生・大学院生はじめ、若手エンジニア等、理系人間の方ともお会いする機会が多いのですが、就職・転職においては共通して「理系ゆえのコンプレックス」を感じることが多くあります。
それは「コミュニケーションが下手」という思いです。
理系人間がうまくコミュニケートするにはどんなことに気を配ると良いでしょうか?

理系の方の中には、多分に勝手に自分で「下手」と思い込んでいる人が少なくないのですが、苦手意識を持つ人が多いのは事実でしょう。
就職や転職で企業が重視する要素として、常にダントツで1位なのは「コミュニケーション能力」です。しかしこの良く考えてみればイマイチよく正体のわからない能力、理系人・技術者が苦手とする分野の上位でもあります。

個人的に話をしてみますと「タレントやアナウンサー、テレビに出るコンサルタントみたいにペラペラしゃべれない」という方が多くいます。しかし考えてもみて下さい、技術者が「ペラペラ」する必要があるんでしょうか?みのもんたや占いオバサンはコミュニケーションの達人ですか?お金儲けの達・・・・いえいえ、何でもありません。

「コミュニケーションが苦手」という人の相当な割り合いで、目指す目的・ゴールを取り違えていると感じます。野球やゴルフが上手くなりたいと思ったとして、いきなりプロ並みを目指す人はいないでしょう。コミュニケーションも同じです。
理系人・技術者の皆さんは、私のようなド・文系人と違って、「技術」「科学」という、明確なバックグラウンドがあります。企業が期待しているのはそうした専門性を、「仕事で活かしてくれること」に過ぎません。1000人の前で滔々とプレゼンすることを求めている訳ではないのです。

私はむしろ文系人こそ、コミュニケーション下手に留意すべきと思っています。無駄にシャベリに自信があり、一方的に言いたいことを言える能力はコミュニケーションではないのです。「双方向の意思疎通が出来ない、単なる一方通行の情報投げっ放しはビジネスでは全く評価されません。投げっ放しで評価されるのはビッグパパパンプ・スコット・スタイナーのベリー・トゥ・ベリー・スープレックスくらいでしょう。
コミュニケーションの語源・ラテン語で、コミュニカチオあるいはコミュニカーレなど諸説ありますが、いずれにしても「分ける」「分かち合う」等、「互い」であることが何より重要です。

と、いうことは、理系人・技術者の皆さんは、ご自分の専門領域の知識や知見・判断・問題提起を、他者に伝え、意見、アイデアを分かち合えれば、それでコミュニケーションは成立です。
今一つどうするかイメージつかめませんか?
自分の中では「知ってて当然」の知識、用語、コンセプト、事実について、今一度、「相手が同じ土俵にいるかどうか」省みるのです。自分が大学院まで行ってこの分野の研究をしている、んで?相手も同じなの?という問いかけをしてみるのです。就職でも転職でも、いきなり技術面接のような専門家同士の話し合いになるとは限りません。そもそも相手がどの程度専門家なのかは相手が明かさない限りわかりません。

おすすめ練習は、母親・あるいは母親と同じくらいの年代のおばさん相手に、伝えたいことを説明するのです。そういった理系バックグラウンドの全く無い相手に対し、例え話や実例、有名人のこと等、あらゆる方法を使って説明してみて下さい。すごくたいへんな作業だと思います。それだけに、こういう練習で自分の意思が伝えられるようになると、理系人たるあなたのコミュニケーション能力は、飛躍的に向上するでしょう。ぜひお試しを!
author:RMロンドンパートナーズ, category:転職テクニック, 13:27
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