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気付いたら仕事が無い!時代への対処法
「景気回復で売り手市場の転職!」「引く手あまたの第二新卒!」のような記事が踊っていたのが儚いまぼろしであったかのような昨今。統計数値でも顕著に悪化が出ています。
リーマンショックを契機に大恐慌が来て、大失業時代に突入するのでしょうか?今が危機的状況であることは間違いないと考えます。年末から年明けにはパァーッと景気回復!とはならないでしょうから。
しかし、こんな危機の時こそ冷静な対応が必要なのです。

昔のドラマ「スタートレック」では、USSエンタープライズ号がクリンゴンやロミュラス人に攻撃された際、カーク船長は「状況を報告せよ」と全艦に指令します。
「被害に遭った!たいへんだ!」では戦いにならないのです。何が起こっていて、どう対処するのが最も望ましいか、危機の時こそじっくり取り組まなければなりません。
確かに危機ぶりはひどいです。厚生労働省によれば、8月の有効求人倍率は0.86倍。2004年9月以来の水準。1倍割れは9カ月連続。
総務省の8月の完全失業率は4.2%と前月より0.2ポイント上昇。
新規求人数は前年同月比21.3%減り、7月まで好調だった医療・福祉(前年同月比1.7%減)も減少に転じ、すべての業種で減少となる・・・・・・・

ビジネスに携っている方なら、すでに去年の秋くらいから、ずいぶん景気が悪くなっていると感じて来ませんでしたか?私自身、景気回復の市場性向も見据えて独立しましたが、一昨年あたりのバブリーな状況と去年は明らかに変わり、さらに今年に入ってからの厳寒さは想像を超えました。

「構造的」と一くくりにするのは乱暴だとは思いますが、やはり景気は悪いと言えるでしょう。ではそんな中、転職や新卒の採用はどうなのでしょう?
私は人事コンサルタントという仕事がら、日曜版の日経と朝日の求人欄はずーーーっと見て来ています。
何だかんだむずかしい指標を持ち出すまでも無く、この二紙の求人スペースがぐんぐん減っているのです。もちろん季節的な変動は含みません。

では実際に仕事が無いのでしょうか?
そんなことはありません。私のところにクライアント企業から寄せられている求人は、バブリーだった2年前と変わらないか、取引先が増えた分案件数は増しています。ポジションによっては長い間オープンになっているものも珍しくありません。

実はこの「長い間オープン」というあたりに、今の求人状況の実態があると思うのです。
「人(=就職転職希望者)」はいるのです。「ポジション(=募集案件)」もあるのです。しかし仕事が決まらないのです。正にこれぞミスマッチ。企業の論理で言えば、「『人』がいないのではなく、『欲しい人』がいない」ということなのです。
企業が求めているものを真剣に研究していますか?その会社の取扱商品やサービスそのものを知るのは当然として、さらにその流通は?ビジネスモデルは?その過程におけるご自身の優位性は?過去の経験・実績との共通性は?という、マッチングについて、厳しい時代こそ丁寧に、細かく分析と対応が必要になります。こうした「売り」が無い、あるいはあってもそれを明確に企業に伝えられない人、それは厳しい時代でしょう。

有名大学、大学院を出ている、大手企業勤務、転職歴無し・・・・なんて、キレイな経歴ばかりの人だけが仕事探しに成功している訳ではありません。ご自分の「売り」を正確に理解し、その売りを求めている企業をしっかり探し当てた人が成功していると言えます。

就職、転職を考えている皆さん。休みの日等に一度じっくりご自分の「売り」を再度見直してみませんか?
author:RMロンドンパートナーズ, category:転職テクニック, 00:34
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