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新しい年へ
今年もいよいよ終りです。私自身は大いに変化のあった一年でした。皆様はいかがでしたでしょうか。

実は毎年年末年始は、隠れたカウンセリングのピークシーズンです。
会社等、普段は忙しくて時間が取れない方が、この時にまとめてキャリアカウンセリングを受けに来られるのです。

一年の計は元旦にありとは申しますが、別に元旦でなくとも大晦日でも2日でも、普段は出来ないことをちょいと視点を変えてやってみる良い機会かも知れません。

けっこう前の話です。正月3日だがカウンセリングを受けたいというメールが来ました。お会いしてみますと、たいへん有名な大企業にお勤めの方ですが、今の仕事に限界を感じているとのことです。

では辞めたいのでしょうか?
そうではないのです。別に辞めたくて相談に来た訳ではありません。しかし「辞めたくない」訳でもありません。特に当時、まだまだ景気も不安定な時節で、そのタイミングで大企業の有望なポジションを捨ててまで転職するメリットも、正直無いだろうと思っていました。

それじゃあ何しに来たの?
「話に来られた」のです。

カウンセリングとして、とても充実したセッションだったと今でも覚えています。カウンセリングは、しっかり考えをまとめて臨むものではありません。むしろまとまらないまま、カウンセラーにぶつけてくれれば良いのです。テニスやキャッチボールの練習を壁で行うようなものです。
プロはその「壁」をしっかり演じます。

その方は「人生において、自分のことを、これほどしっかり見直す機会はそうそう無かった」という感謝を述べて帰って行かれました。私は満足していただけたことに安心するとともに、正月から仕事している自分自身のことについて、ひと気の無いオフィス街の大通りを歩きながら考えてしまいました。
| 転職テクニック | 23:48 | comments(0) | - |