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CDA2次試験合格体験記 「何とかしてあげたい」からの卒業が合格へつながった
Aさん(人事部門勤務。女性)

人事経験が長いせいか、「何とかしてあげたい」(「
何とかできる!?」)という
根拠のない自信がありました。
また、「この人の発言嘘だな」「あ、今こう思っている」といった分析モードにも
どっぷりつかっていました。

1回目は何も準備せず(本当にロープレすらしませんでした・・)不合格だったので、 
2回目はロープレを重ねました。「傾聴」を心がけて臨みましたが、実際には傾聴ではない
独りよがりのロープレで、案の定不合格でした。
さすがに2回目はロープレ練習は行っていたので、練習だけでは合格できないと
思い、傾聴講座を受講しました。そこでやっと、今までの自分を冷静に顧みることができました。
できない自分を認める、何もできなくても10分では当たり前、
わかっているようで、やっぱり自分には自覚できていませんでした

このベースをもってロープレに臨むと、今までの「とにかく傾聴」のめりこみ型から、適度な距離感が保てるようになりました。(これがクールと捉えられることもありましたが)
試験評価では「同情している」、「気持ちを聞き出そうとして、のめりになっている」などのコメントがあったので、そこから比べればだいぶ大人?になった気がします。

3回目の試験では、自分にできないことはしない、10分でできることは限られている、その思いで臨みました。
ああすればよかった、口頭試問でもっとアピールすればよかったなど、後悔はつきませんでしたが、何とか合格となりました。ロープレに正解がない以上、何がよかったのかは正直わかりませんが、それでも合格となったのは、今までの自分からの脱却だったのではないかな、と思います。
いままでの人事経験の中で、相談者を何とかしてこれたのは、そこにすでに関係が築かれていて、分析モードもその人を把握できているからうまくいっていたんだ、と改めて理解しました。(こんな当たり前なことなのに)

人事経験が長い人こそ、是非「傾聴講座」を受講してみてください
ロープレ+講座で化学反応が起きると思います!そして新たな発見が出来るのでは?
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解説
クライアントさんに対し、「何とかしてあげたい」「真実の心を読みたい」と思う方は多くおられます。
しかしカウンセラーは人の心を読む超能力も、「何かしてあげる」力もありません。

それはカウンセリングではないのです。
Aさんがおっしゃった「めりこみ型から、適度な距離感」という変化こそ、当方でカウンセリングを学んでいただいた方からの、最高の褒め言葉だと感じます。カウンセラーがすべきこと、しなければならないことは正に「適切な距離感」を見定めることで、「インテーク10分」を行うことに尽きます。
「10分で出来ることをする」
これは当方の大原則ですが、逆に言えば「10分で出来ないことはしない」という意味です。

しかし「する」「しない」をちゃんと見極め、それにふさわしいかかわり行動をきちんと「実践する」こと、これこそはCDA2次試験対策だと思います。人事経験など、本来であればCDA試験にプラスに働くことが、逆に合格から遠のくことは決して珍しくありません。
その違いをご理解いただいたことでAさんは合格を勝ち得たといえるのではないでしょうか。
これからのご活躍をお祈りしています。

株式会社RMロンドンパートナーズ
代表 増沢隆太
author:RMロンドンパートナーズ, category:CDA/キャリアカウンセリング, 23:36
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