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CDA2次試験合格者インタビュー
Aさん。40代。人事系の経験からCDA受験。3回目の挑戦で合格に。

‐合格おめでとうございます。ご自身の感想をお聞かせ下さい。
いやホントにまったく自信が無かったので、合格して時間がたった今も、まだ信じられない気持ちです。ただ、受験直前のセミナーで言われた「今この時点でも『自信を持てないのが普通です』」という言葉ばがとても印象に残っていて、全くその通りだなと感じています。
 
−ずばり、合格の秘訣は何でしょう?
秘訣はありません(笑)。いや本当に2回目までの受験では、実はありもしない「秘訣」やノウハウを求めて、いろいろな情報や勉強会をつまみ食いしていました。
「合格の秘訣」などと考えていること自体が間違いだということがわかり、最後まで自信があるとはいえませんでしたが、気持ちは安定して試験に臨めた気がします。これが一番の収穫ではないでしょうか。
 
‐「秘訣」は得られませんでしたか?
カウンセリングは科学だと、増沢先生はずっとおっしゃっていました。正直某社のトレーニングジムの中身の無さに懲りていたので、またしても有名な大学の教授だけに理想論ではないかと、最初はちょっとその現実感を疑っていたのですが、実はその通りでした。「コレさえやれば合格」とか「パターン化」というのは、想定通りにはまった時は強いかも知れませんが、そもそも現実で使えません。私は仕事で多数の社員の面談が必要なので、そんなパターン化で対応が出来ないことを知っています。
いくつかのパターンやキーワードのような「ノウハウ」はそもそも実用には全く向いておらず、またCDA2次試験においても使えないものだと実感しています。
 
‐ではセミナーを受けた印象はいかがでしたか?
合格を求めてわざわざ時間とお金を使って参加する以上、得るものを求めるのは当然です。しかしそれが「秘訣」のようなオカルトなものではなく、きわめて実践的だということがわかりました。さすがに年間何百というキャリアカウンセリングを行っている増沢先生だけあって、他のどのセミナーより実用性が高く、しかもそれが「相手」や「設定」を選ばないという点で、最高のCDA2次試験対策講座となっていることがわかったのです。
 
‐「相手や設定を選ばない」という点について、詳しく聞かせて下さい。
「やりやすいクライアントと思った時が一番危険」と言われた時、頭を殴られたようなショックを受けたのを覚えています。私がやはり自分と似た年恰好、キャリア、役職等のクライアントのケースなのにもかかわらず、全然思うようにロールプレーが進まない理由をこの時初めて教えてもらったと思ったからです。
「自分と似ている=やりやすい」という思考回路自体が間違っていることがやっと自覚できました。答えが無いはずのカウンセリングなのに、どこか自分の中で「答」探しをしている、それが明確に表れる瞬間が「自分と似ている」クライアントケースなのです。結局自分と同じクライアントなどこの世に存在しない訳ですから、「似ている」と、勝手に共通化したり一体化したりする行為が、カウンセリングの逆だったのです。だから相手(クライアント)や設定が何であれ誰であれ、本来恐れる必要すらないのです。そこを学び取った時に確実に自分の中でステップが一歩、いや十歩くらい進んだ気がします。
 
‐ロールプレーが変化したのですか?
いえ、お恥ずかしい話ですが、頭ではわかっても、それをロールプレーで実現するのは、もしかすると最後までできなかった気がします。でも「わかっている」のと「知らないでやる」の差は歴然です。それまで流ちょうに、いかにスムーズな展開が出来るかだけを目指していたロールプレーが、かえってぎこちなく、止まったり沈黙したりが逆に増えたのです。しかしそれこそが私の成長でした。スムーズな展開をしたいというのは、自分(CDA)の都合であり、クライアントさん優先、来談者中心の姿勢が取れていれば、ロールプレーがぎこちないこと、うまく進まないことが苦痛でなくなります。
流れが悪いなと感じた時に、「クライアントさんが中心」「クライアントさんに居心地の良い空間を作れてこそのCDA」という言葉が浮かび、不思議とそれまであったような突き動かされるような焦燥感や焦りがなくなりました。これって、強いですよ。試験で一番の大敵である自分の焦りを鎮めることが出来るようになったのですから。最後まで淡々と、何も盛り上がらず終えるということは、結局CDA中心ではなくクライアントさん中心のカウンセリングを実現できていることなんですね。見せ場も鋭い指摘もクライアントさん分析も、何もいらない。ただひたすら10分間「主訴を感じ続けること」で良いんだという安心感を与えていただいたことはとにかく感謝しています。
 
‐「主訴を感じること」についても説明をお願いします。
主訴は分析するものでも、CDAが言い当てるものでもありません。CDAが「感じる」ものということです。クライアントはそもそも自分の気持ちを言葉にして言い表せないから来談しているのであって、それを質問攻めにして「あなたはOOという気持ちですか?」とか「その時の気持ちはどうですか?」とか「リストラ宣告されてどう思いましたか?」みたいな、気持ちの言い当てはカウンセリングではないことを学びました。もちろんクライアントさんがわかってほしいという気持ちは受け止めるのが当然ですが、気持ちを言い当てることがロールプレーの目的となっては本末転倒です。カウンセリングはオカルトではなくサイエンスですから、CDAはクライアントの気持ちを当てる必要がありません。CDAのためのカウンセリングではないので、クライアントの「わかってほしい気持ち」と一方で「見せたくない本心」「まだ開示できない気持ち」をきちんとどちらも受け止めることこそ心理学的カウンセリングだということを理解できました。
 
-いろいろなセミナーにも出られたとのことですが、違いはありますか?
基本的にどのセミナーに出ても、自分自身が何を得たいかがすべてだと思います。セミナーに出ただけで受かる訳がありません。どの先生の言うことも基本的に皆間違ってはいません。ただ、説明能力の無い方、これは主に単なるCDAホルダーの方を指しますが、そういった方はお勧めしません。しかしだからといって「信じる者は救われる」的な雰囲気は私には合いません。なのできちんと理論的に説明してくれ、自分の理解が進むところ、合うところのセミナーを見つけることが一番ではないでしょうか。RMロンドンパートナーズさんは良い意味で一番ちゃんと「会社らしい」ところでした。個人がボランティアベースで安い代わりに、クオリティもチョボチョボではなく、ちゃんとした「学校」を求めていた私にはとても相性が良かったと思います。
 
‐最後にCDA受験生の方に一言アドバイスをお願いいたします。
「カウンセリングはサイエンス(科学)です」ということを理解できたのが、増沢先生から学んだ一番の収穫でした。さすが理工系大学教授だと思います。クライアントに何かしてあげよう等というおごった気持ちを捨て、
自分(CDA)が目立つ、良いところを見せる必要が無いことを、ロールプレーで実現できるよう練習する。特に口頭試問の練習は今思い出しても冷や汗ですが、「気持ちに寄り添う」的なごまかしを鋭く見抜かれてしまい、常に真剣勝負で練習でき、毎回のセミナーで手が痛くなるほどメモを取りました。バカ高いだけで成果のない某トレーニングジムに行くくらいなら、ぜひRMロンドンパートナーズさんを体験してみていただきたいです。皆さん、頑張って下さい。

‐ありがとうございました。
(文責・聞き手:RMロンドンパートナーズ事務局)
 

JUGEMテーマ:学問・学校
author:RMロンドンパートナーズ, category:CDA/キャリアカウンセリング, 23:27
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