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2月のCDA2次試験に向けて 特に初受験の方へのメッセージ
新年あけましておめでとうございます。
キャリアコンサルタントの国家資格化をにらみ、現行制度最後の試験となる2月末の第49回CDA2次試験が近づいています。
10年もCDA対策をやってきたため、正月からCDA対策という感覚が持ちにくいところですが、時期をこれまでの4月と合わせれば、2ヵ月前、つまるこれまでの通常時期だったとすれば3月に相当するのが今年の1月です。

であれば、もうのんびりしているタイミングではありません。
初めてCDA2次試験を受ける方は、そもそも「どう準備してよいかわからない」という方が圧倒的に多いのが実情です。なぜならば、マンパワーやリカレントとといった養成講座を受けられてもロールプレー自体の練習はほとんどなく、原則をさらっと先生が説明し、実習も大勢の受講生の同時進行で、何よりCDA2次試験対策ではないキャリアカウンセリングロールプレーの練習であるため、
事実上全く練習も実体験もなく、試験本番に臨む方が圧倒的に多いからです。

10分間しゃべれるかどうかを試す試験ではありません。就活中の大学生・大学院生向けのキャリアカウンセリングをたくさんやっていますが、彼ら彼女らに常にアドバイスするのは、就活学生の視点から脱却し採用活動をする側=
採用企業側の視点を常に持つようにということです。
全く同じことを、CDA2次試験受験生の方にも送ります。

ロールプレーをおっかなびっくりやる側、
CDA二次受験生という立場、
何が何だかわからずに前に進むのではなく、
必ず主催者であるJCDAの視点を持って練習することが欠かせないのです。

合格率40%という数字は、正に自己流では無理であることを証明する数字といえます。

では主催者(JCDA)の視点とはなんでしょう?
キャリアコンサルタントとして、有資格者を名乗らせても困らないことです。
公的資格であるはずのCDA資格があるにもかかわらず、「キャリアコンサルティング国家資格」が2008年に制定されました。これは残念ながら当初の主旨と異なり、「CDA資格」を持っただけでキャリアコンサルタントを名乗る人では、レベルが十分ではないと認識されたと考えるべきでしょう。
本来これは合格者のせいでも、まして受験生のせいでもなく、制度設計者の落ち度だと思います。


「合格のため」に話を戻します。
試験=選考である以上、何らかの基準があります。
合格基準を意識した練習をしなければ、どれだけ自己流に練習したとして、それは成果に結び付かないといえます。私は例としてよく「昭和のスポ根トレーニングの誤り」を挙げます。

私が子供だった時代、スポーツの訓練は精神修養が重視されました。「練習中には絶対に水を飲んではいけない」「足腰を鍛えるにはウサギ跳びが一番」のたぐいです。すべてスポーツ科学上は全否定され、現在このような練習を強制したら虐待となり犯罪です。
精神論自体を否定する気はありません。
しかし精神論だけが唯一のソリューションであるという考え方は、合格・勝利のためではなく、指導者の満足感のためになってしまいかねません。

CDA有資格者の先輩は、確かに合格者かも知れませんが、果たして本当に
合格基準を理解しているでしょうか?
「自分が合格した」方法・メソッドが誰にも通用するやり方でしょうか?
そもそも「できる」ことと「教える」ことは同じでしょうか?
CDA有資格者はキャリアカウンセリングが本当にできるのでしょうか?


合格基準を考えるのであれば、主催者JCDAが求めるCDA像を理解する必要があります。
どんな人にCDAの資格を与えたいかという視点です。
当然ですが、キャリアカウンセリングを実戦で行っていない方は、初対面であるはずのクライアントさんに会った瞬間から、ぐんぐんと質問攻めにし、「真実の追究」を行います。「何があって、(クライアントは)何をするのが正しいか」を見きわめるため、一直線に質問攻めを開始します。
そこにはクライアントさんという一人の人間への尊重も、一期一会という共感もなく、何より「CDA試験に受かること」という受験生の欲望だけがギラギラと露わになった空間になってしまうのです。

あるいはおとなしい方であれば、「クライアントさんを尊重する」ということの意味を誤解し、「うなずき」「あいずち」以外全く何もせず(できずに)ただ10分間を過ごして終わるというロールプレーになります。
「もっとクライアントさんに寄り添って」とアドバイスされても、具体的に何を話すのか?何を聞くのか・聞かないのか、そもそもどう過ごせば良いのかわかりようがありません。

「寄り添う」という言葉の意味を真剣に考えたことがあるでしょうか。
口で言えば実現できるものではなく、真の意味を理解した上で「実行」できなければ実技試験において一切評価されることはないでしょう。
  • わかってはいるができない。
  • 緊張して口にできない
  • クライアントさんがえんえん話し続けるので、伝え返せない
だから練習が必要なのです。上記のようなロールプレーしかできなければ、合格以前の問題です。
さらに試験対策は口頭試問(振り返り)まで準備しなければなりません。口頭試問は単に感想を述べる場でも、CDAの夢を語る場でもなく、合否判定の分かれ目ともいえるきわめて重要な瞬間です。
口頭試問をとりわけ厳しく練習するのは、ほとんどの受験生が目的意識がズレたままロールプレーだけをひたすら練習し、口頭試問については何ら対策すらしていないからです。

試験直前だけ練習に来られる方がいますが、ほとんどの場合、手が付けられないほど何もできずに練習を終えます。「1ヵ月早く来てくれれば・・・」と思いますが。直前だけの練習ではまず偶然以外に合格は不可能でしょう。


クライアントさんが「転職の相談に来ました」という第一声を発しても、合格基準がわからない受験生は何も手が打てません。
ロールプレーの練習だけでなく、「CDA二次試験『受験戦略』」として、わざわざ座学講座まで設定したのは、そうした最低限の知識を持たずに二次に臨む無謀ともいえる方が多いからでした。「CDA2次で求められる『傾聴』」講座でも、戦略を実際のロールプレーで実現するための方法がわからないという声とともに生まれました。


CDA2次試験受験生の皆さん、
ぜひ合格基準を意識して下さい。その目標を具体的に設定し、その目標達成のために練習できて初めて「試験対策」といえます。
根性論ではなく、科学が必要です。
なぜならキャリアカウンセリングもカウンセリングも、魔術や魔法ではなく心理学という科学だからです。
科学的な練習ができなければ合格は難しいでしょう。

ぜひその目的目標の設定に留意して、試験に臨んで下さい。
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事務局からセミナーお申込み済の方へのお知らせ

初回セミナー1/11(月・祝日)CDA2次試験受験戦略講座/16(土)CDA2次のための傾聴講座お申込みの方への「参加案内メールは1月第2週にお送りします。会場がこの回以外と異なりますので、その際地図にてご確認下さい。

当日はレジュメ+先輩合格体験記をお配りいたします。

レジュメ
1/11(月・祝日)CDA2次試験受験戦略講座 大好評につき追加開催決定!「1/30(土)午前」開催!
・受験戦略
・「求められるもの」「やらなければならないもの」
・CDA2次で対処すべき2大テーマへの対応(経験代謝と自己探索の支援)
・ケーススタディ
・(チェックリスト)10の間違い

1/16(土)CDA2次のための傾聴講座
・傾聴と取調べの違い
・CDA二次で求められるもの
・「主訴・問題点の把握」の取り扱い法
・来談者中心の実現
・あがり対策




JUGEMテーマ:学問・学校
author:RMロンドンパートナーズ, category:CDA/キャリアカウンセリング, 13:17
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