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CDA受験結果の考察
8月のCDA2次試験の結果が発表されました。合格率は最低ラインの43%台です。
合格した方には、この難関試験突破について、心よりお祝い申し上げます。
特に何度もチャレンジして、ラストチャンスまで追い詰められ、合格された方もおられ、喜びはひとしおです。
逆に、一発合格の方も相変わらず出ています。

今回特に1回目、2回目受験での合格と、ラストチャンスでの合格という方が目につきました。
これには;
・先回から評価ポイントが変更になった点
・ケース分析などせず、どんな事例でも対応できる「地力」増強に徹した点
が大きいのではと考えています。
特に「
自己探索の支援」や「経験代謝」への、試験対策としての取り組みは、特別講義で説明し、ロールプレーで実戦練習した甲斐があったのではと思います。単に「自己探索支援や経験代謝を起こせば良い」というようなシンプルな練習ではなく、模擬試験官の私は、そうとうひねった受け答えをしたかと思います。


戦略講座でお話しておりますように、この結果を「絶対」的なものと受け止めないでいただきたいのです。
合格したら、それはそれで資格を活用されればけっこうですし、その合格時の評価がAだろうがCだろうが、合格は合格です。
セミナーでは、この受験戦略を、ずっとお話ししてきたつもりです。
実践と試験は全く別物ですので、A評価が実践での活躍を約束するものでは一切ありません。逆にC評価だろうが、合格は合格。
あとはご自身が精進し、正に実践で力をつける以外にカウンセラーの成長はありません。

私はCDAやキャリアコンサルティング2級などの指導をさせていただいていますが、自分自身がカウンセリング現場にいなければ、カウンセラーとしては指導者を名乗れないと信じています。ですので現役のカウンセラーとして、学生や顧問先企業の社員、一般の相談者の方のカウンセリングを常に継続しています。
それがカウンセラーとしてのクオリティ実践だと信じています。

残念な結果だった方。
ご自身が思うようにやった結果なのか、思うようにできなかった結果かによって、結果の受け止め方は違います。
JCDAの評価を決して絶対だと思わないで下さい。
あくまでたまたま試験日の状況や、試験官との相性のような、不定形な要素が合否に影響することも、これまたずっとお話しししてきました。

必要以上に結果に落ち込むようなことであれば、さらに厳しいことを申し上げて恐縮ですが、「カウンセリングが何か」ご理解が足りないのではないでしょうか。
セミナーでお伝えしました;
・絶対の正解がない
・ゆえに「必勝法」もない
・定型化、パターン化出来ない

ということからすれば、たまたま合格しただけ、たまたま不合格だっただけという可能性はきわめて高いのです。
ご自身がどちらか;

思うようにやった結果なのか、思うようにできなかった結果か、
前者であれば、そもそもCDAが向いていないのかも知れません。
後者であれば、粛々と、足りない部分を身に付ける、それだけです。

不合格が何一つカウンセラーとしての恥でもだめな烙印でもないことは、何のかカウンセラー資格も無しに活躍している人がいくらでもいる中、明らかです。しかし試験を受ける以上は、自己流ではなく、評価者であるJCDAの視点でできるロールプレーと口頭試問対応が求められているのですから、それに応じた動きが出来るようになるかどうか、それに尽きます。

何一つ人としての価値は関係ありません。どうしても自己卑下や自分の価値下げから脱却できない方は、「自分はそれほど絶対的自信と絶対的な高度能力があると思っている」のかどうか確認してみて下さい。
「そこまでの自信などある訳ではない・・・」
のでしたら、落ち込む方が間違いです。

もちろんたいへんなエネルギーと費用を投じた結果への落胆であれば、これは何一つ間違っていません。残念に思うのが当然だと思います。
しかし一度、このような「正解のない」世界に足を踏み入れた以上、それでも続けるか、自分には合わないとあきらめるか、それはご自身がお決めになることだと思います。

「正解のない」ことを認識していなかった方、これは非常に危険です。
私のセミナーで繰り返し述べました、パターン化の危険性は、ここに立脚しています。

むしろひたすら信頼関係構築を考え、
・鋭いツッコミも、
・相手の気持ちを吐き出させるような「強要」も、
・クライアントさんの周辺で起こった事象を明確化も
「何もしないこと」の真の意味を理解され、実践されたかたが今回も合格されたという報告をいただき、安堵しています。

自己探索支援、経験代謝といった言葉も同様で、表面的な意味ではなく、このCDA2次試験というフォーマットで求められるそれらの実現を考えた方、それは必ずしも実現ではないかも知れないこともご説明しました。
やはり構造理解と戦略観をもって試験に臨むことが一番重要であると、振り返った次第です。

「恐怖心」と「不安」は、クライアントさんが立ち向かう二大テーマです。
拙著で恐縮ですが、「戦略思考で鍛える「コミュ力(りょく)」」(祥伝社新書)p.154「コミュニケーション下手は意識の問題」というセクションで、「恐怖心」について語っています。
特に、p.157の、「恐怖との戦いは自分との戦いであり・・・・危険の見きわめが重要」というところ。
「恐怖心」を「落胆」と置き換えても、同じことを説明しています。
そこで書かれている、リスク要因の抽出など、どうしてもショックから立ち直れない方は、お試しいただいても良いかもしれません。

再チャレンジの方、ぜひ心機一転して、また粛々と、練習に臨んで下さい。ご一緒させていただきます。


RMロンドンパートナーズ
増沢隆太
author:RMロンドンパートナーズ, category:CDA/キャリアカウンセリング, 06:03
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CDA2次試験に臨んで
CDA受験生の皆さん、セミナーに出ていただいた皆さんに、毎度毎度申し上げていたこと。今一度試験に臨んで振り返っておいて下さい。

いよいよですが、これまで練習したこと、ご自分で感じた課題、くせ、口頭試問、、、今できることは、そうしたこれまでの気付きをメモったノートの見直しだと思います。いつも言っている通り、新たな知識やノウハウは不要です。ご自分の中で、いかにクライアントさん中心という世界を作れるかです。

ロールプレーで困った時、どこかで「何とかしてやろう」と思ってますよね。
「何もできない」にもかかわらず。
「何もできない」ことはCDAとして無能なのではなく、クライアントさん中心という理念が身に付いているからです。
「何もできない」とは能力の問題ではなく、ひたすらクライアントさんを受容し、共感的理解が出来ている状態ではないのでしょうか。

何とかしゃべらせてやろう
気持ちを吐き出させよう
本心を見抜こう

いつも言っていますが、そんなことはカウンセラーの仕事ではありません。本当の意味での自己探索、そして経験代謝を実現するための方策を何度も練習したこと思い出して下さい。ベストではなくベターを目指す。
満点を取るような細かい、精密な知識も記憶も不要です。
合格できることがまず第一目標のはず。
基本が出来ていなければ、どれだけクライアントさんをしゃべらせようと、本心を見抜こうと、合格は出来ないでしょう。そこが評価ではないからです。

また口頭試問が苦手な方、主訴の取り扱い、上手なごまかし方まで話したと思います。練習しただけの向上が必ずあります。
試験の時、どこかで見てると思って下さい。
厳しい口頭試問の練習に耐えた、その力は、恐らく本番で発揮されると信じています。
精神論は吐かない私ですが、直前は逆に知識不要です。なので珍しく精神的な話を書いてみました。

皆さんのご努力が正当に評価されることを祈っています。ご武運を!

 
author:RMロンドンパートナーズ, category:CDA/キャリアカウンセリング, 07:03
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日本産業カウンセラー協会東京支部講師拝命
もう10年近くになるでしょうか、私が所属します、日本産業カウンセラー協会の公認講師(キャリアカウンセリング)となりました。今年も何度目かの契約更改があり、あらためて再任され、その通知が東京支部から来ました。

author:RMロンドンパートナーズ, category:CDA/キャリアカウンセリング, 23:02
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CDA2次試験受験戦略と経験代謝
8年間CDA二次受験の指導をしてきて、毎回の合格傾向を記録しています。自分が合格した経験は否定しませんが、それよりも体系的な傾向観測の方が、受験対策においては意味があると考えています。名選手が名監督ではないのと同様、これまで1千人を超える受講生の皆さんを通じて、毎回のCDA2次試験の合格状況を見ていますと、少しずつJCDAが傾向を変えてきていることがわかります。

前回4月の試験ではあらたに評価ポイントが変更になり、さらには「経験代謝の理解を踏まえたロールプレイ」という説明が加わりました。
私のトレーニングでは細かい情報や知識、テクニックより、「考え方」のトレーニングに重きを置いています。アレもコレも全部覚えて、パターン化して、試験場そのものを再現するような設定ウンヌン・・・には意味がなく、設定や試験会場において、何か「想定外」のことが発生した時に身動きできなくなります。
実際試験場では、運営ミスなど、「想定外」のことが起きるのは珍しくなく、パターン化に慣れた受験生は本当の地力が無いため、カウンセラーが持っていなければならない;

・どんなクライアントさんでも
・どんな環境でも
すべてを受容し、カウンセラー自らを適応させられるという、実践能力を養っていないのです。

「試験だから正解がある」という考えは、CDA1次試験ではその通りでも、2次では通用しません。
必勝法・必勝ノウハウなどが本当にあるなら、それを知った受験生には絶対に不合格者は出ないはずです。


CDA2次試験、ロールプレーという、実技試験は必ず人的要素によって、その評価そのものも変動します。そうしたあらゆる変化をも想定した準備は、実は受験にストレートに対応しているだけでなく、本当のキャリアカウンセラーになった時の地力になっているのです。

私は数少ない、実践カウンセラー兼CDA2次試験指導講師ですが、CDA資格だけあって、全く実戦で通用しない方を、カウンセラー採用試験などで多数見てきました。CDAよりはるかにハードルが高い、実践のカウンセラーの採用の場面では、「想定と違ったらできない」などという甘えはあり得ません。

経験代謝の理論を今から学ぶ必要はありません。
なぜならCDA二次試験は知識を問うものではないからです。しかし二次対策として、どのように「経験代謝を踏まえ」るのかについては、実技を通して実現する必要があります。
ロールプレーをやみくもにやっても意味がなく、試験全体を想定して、ロールプレーの回数より質を伴う練習こそ大切だと信じております。

「戦略観」こそ試験準備のスタートです。
ぜひどのように準備し、どのような練習をすべきかを考えて、ご対応なさって下さい。

講師 増沢隆太

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事務局からお知らせ

CDA2次試験受験戦略を考える特別講座、
7/19(土)午前開講
初めてCDA2次受験する方のための「無料体験講座」7/5(土)15時開講
まだまだご予約受付中!

CDA2次試験対策講座情報は、順次更新中。
author:RMロンドンパートナーズ, category:CDA/キャリアカウンセリング, 12:39
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CDA2次試験結果を受け入れる?
2次試験結果が出ました。合格された方、おめでとうございます。
これからどうやって活躍するか、今度はご自身が決めて行かなければなりません。その道はCDA合格よりずっとハードです。
しかし自ら切り拓けなければもちろん道はありません。ご活躍をお祈りしています。

残念な結果だった方、
きちんと戦略的に振り返りましょう。当社のセミナーに参加された方とは、常に「良い・悪い」ではなく、「なぜ良い」「なぜ悪い」かを検証したと思います。「有り・無し」思考は戦略の逆。正解思考から脱却しなければ、そもそもカウンセリングの世界には入れません。

JCDAからの講評フィードバックは絶対的な価値ではありません。しかし重要な示唆であることは間違いありません。その指摘が正しい時もあれば、いいかがりのような場合もあります。過去8年間CDAの試験対策を続け、その評価の振れ幅については受験生の皆さんより熟知しているつもりです。

ですからフィードバックの内容や指摘ポイントに一喜一憂するのは意味がなく、ご自分の試験終了時の振返りと講評を照らし合わせるのがまず大切なのです。納得行く部分はもちろん受け入れ、今後に活かせば良いと思います。

「思った通り出来なかった」
「苦手な部分を指摘されてしまった」
このようなケースは、正に今後の練習ポイントです。

しかし逆に;
「そんなに突っ込んだ質問はしていないはずなのに、指摘された」
「自分はフラットな姿勢・態度をしたつもりなのに「明るすぎる」「暗すぎる」など試験官の印象が違った」
ご自分の感覚と齟齬がある場合も少なくありません。
試験官とご自分とどちらが正しいかは判断が難しいところですが、個人面談ではそのようなところをご一緒に考えたりもします。
いずれにしても絶対的な正解のない、必勝法などない試験です。

ご自身の気持ちとの戦いでもあります。結果は結果として、あくまで冷静に状態を見きわめ、対処する、しないも含めてご自分の意思で決めなければならないのです。
残念な結果だからといって極端に悲しいと思われるようであれば、カウンセラーとしての資質に関わるのではありませんか?

ご自身の気持ちそのもの、悲しみの原因は解決は出来ずとも、どこがなぜ悲しいかをちゃんと考えることで、無駄な、不必要な悲しみや、自己卑下(自己価値下げ)にはならないはずです。
悲しみや怒りなど、負の感情であっても、そのコントロールはしなくて良いと思います。ありのままのご自分を受け入れるのは、カウンセラーとしても大切です。

しかし非論理的な(イロジカル)な思い込み、「自分はみじめ」「価値が無い」といった感情については、冷静に自らがおかしな判断をしている(それであっても悲しさは変わらないとしても)ことを認識するようにすべきでしょう。

クライアントさんと向き合う前に、ご自分という格好の心理があります。ご自分ともしっかり向かい合う。
カウンセラーとして、ぜひそれもチャレンジしてみて下さい。
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事務局からお知らせ
次回のCDA2次試験受験対策講座は7月開講予定です。
スケジュールは決まり次第、当ブログでお知らせします。
講師・増沢との個人セミナー/受験カウンセリングにつきましてはこちらご参照下さい。(期間限定)

http://shachosan.rm-london.com/?eid=850417

JUGEMテーマ:学問・学校
author:RMロンドンパートナーズ, category:CDA/キャリアカウンセリング, 10:20
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CDA二次試験を終えて
CDA2次試験、お疲れ様でした。
思い通り出来た方、そうでなかった方、いずれの場合も出来ればぜひご自分で振返っておくことをお勧めします。
もう2度と思い出したくない気持ちかも知れませんが、そもそも「できた」「できない」はどうやって判断されたのでしょうか?

ご自身の自己流判断は危険です。できたかできないかを、単にスムーズなやりとりができたか、本心言い当てが出来たかなどで判断している方は、今一度今回から実施されたJCDAの審査判定ポイントの一読をお勧めします。

経験代謝
問題解決
こんなことを口頭試問で問われた方もおられるかと思います。

それを口頭試問で説明するには、「求められているもの」がわかっていなければ、どうして良いやら困りますよね。
今回の評価ポイント変更に際して、セミナーでは従来通り、本質的な評価部分でロールプレーすることをお勧めしました。

主訴とはなにか
主訴をどのように(10分間のRPで)取り扱うか
こんなことが実技で示すことが出来たかどうか、その点で振り返ることが、今重要だと思います。

振り返りはそれほどたいへんなものではありません。
5分か10分、どんなロールプレーだったか、口頭試問で聞かれたこと、答えたことなど記録しておくだけで良いと思います。

逐語録など書き起こす方もおられますが、「逐語」はその時の通り、すべて、一文字も逃さず再現しなければ意味がありません。録音もできない試験の記録はそこまでは不可能です。だからざっと流れを思い出して記録するだけで十分でしょう。
試験の出来がどうだったか、どうしても気になる、納得できない方、結果が出てからで十分だと思いますが、個人セミナーなどでご相談いただくこともできます。

まずはこれまでのご苦労をいたわり、粛々と結果を待ちましょう。
お疲れ様でした。

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事務局からのお知らせ

講師の増沢によります個人セミナーは、現在日程が合えばお受けしております。

個人セミナー/CDA2次試験受験カウンセリングリング
http://shachosan.rm-london.com/?eid=850417

 
author:RMロンドンパートナーズ, category:CDA/キャリアカウンセリング, 22:35
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CDA2次試験対策をされるにあたって
RMロンドンパートナーズの「CDA二次対策講座」へご関心をお持ちいただきありがとうございます。
講師の増沢です。
 
このセミナーは受験生の皆さんにCDA2次と同じ要領(10RPと口頭試問)で実習をしていただきます。
しかし私の方針として、「完全に二次試験を再現」とか「2次試験の過去の例の情報」「口頭試問の正解」といった情報をお伝えすることは主旨ではありません。
このような答えをパターン化して求める姿勢は、CDA二次で最も避けなければならないことなのです。
 
「完全に二次試験を再現」する準備をしていて、もし試験当日状況が変わったらどうしますか?
試験官は2名と聞いていたのに、試験会場に4人いたらどうしますか?
クライアントさんの座る位置はこちらと聞いていたので、常に同じ側でないと何かしっくりこない習慣がついてしまったらどうしますか?
口頭試問で全く過去聞かれたことの無い質問を受けたらどうしますか?
 
このようにCDA2次のようなカウンセリング実技試験において、「想定」や「パターン」で取り組んだ方が、毎回多数失敗していきます。当方のセミナーの目指すものはパターン化の逆。
 
どんな設定、どんなクライアントさん、どんな口頭試問でも対応できる力を付けてもらいたいと思っています。そしてこれこそ最強の試験準備であり、また何より本当の、実務でのカウンセリングにおいても、欠かせない能力なのです。
何百何千というキャリアカウンセリングをしてきた現役カウンセラーとして、常に心がけているのが「自分の思い込み」「一般常識」「世間体」を一切排除して、クライアントさんに向き合うことです。
 
CDA二次試験も全く同じです。
多くの受験生の方は、自らの経験や知識、特にカウンセリングや対面業務、企業の管理経験者の方は、そうした経験があればあるほど「自分の意見」がチラチラと出て参ります。これこそ絶対的にカウンセラーが我慢しなければならないことなのです。
その練習だと思って下さい。
 
「クライアントさんの気持ちに寄り添う」とは、初対面で会ったばかりの「赤の他人」が同情することでも、知りもしないクライアントさんの事情を「自分の経験で」「勝手に想像して」「解決策を授ける」こととは全く別です。
 
カウンセリング実技に慣れていないと、ついCDAが「しゃべりすぎ」たり、「早すぎ」たり、「質問しすぎ」たりと、「過ぎ」てしまいがちです。
 
「過ぎ」とは、クライアントさんを通り『過ぎ』てしまうということなのではないでしょうか。
 
口頭試問で試験官が尋ねることは「出来たか出来なかったか」、その評価を聞きたいのではなく、カウンセラーとして、どのように「実現できたか・出来なかったか」を報告せよと言っているのです。
試験官「ロールプレーの出来はいかがでしたか?」
受験生「はい、気持ちに寄り添って、しっかりお話をお聞きしました」
 
「報告」になっていますでしょうか?
良さげな単語を並べただけで、報告としての中身はゼロではないでしょうか。
口頭試問への受け答えは非常に難関だと思います。しかしカウンセラーとして求められることを「常に意識し」、「考える」訓練。そのためにセミナーはあります。
 
決して正解を教える、正解を暗記して臨むためのものではありませんし、そもそもそうした考え方で合格は不可能だと思います。
「考える練習」こそ、どんな設定、どんなクライアントさんに対しても、適切に対処できるカウンセラーとなるため、最も重要なものだとご理解下さい。
きびしくともご一緒しますよ。ぜひ難関突破に向け、有意義な準備をして下さい。
---------
事務局より
最新予約状況はこちら(順次アップデートしています)

http://shachosan.rm-london.com/?eid=850420
 
author:RMロンドンパートナーズ, category:CDA/キャリアカウンセリング, 07:28
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就活本番
「どうしたら大学のキャリアカウンセラーになれますか?」と聞かれることが多々あります。なかなか一言で説明は難しく、今、キャリアカウンセラーを採用する側になりかなり経ちますが、「キャリアカウンセラーに求めるもの」が、一キャリアカウンセラーだった時とずいぶん違ってきたなと感じています。

就活シーズンが本格化し、いよいよピークを迎えようとしています。
教えている大学でも、キャリアデベロップメントコミュニケーションなどの大学院キャリア科目履修生中心に多数のキャリア相談が来ています。

実践のキャリアカウンセリングにおいて、特に大学生、大学院生相手の場合、やはり何と言ってもアウトプットを強力に求められます。つまりはビジネスの知識や理系大学の場合は技術、製品等における知識が非常に大切なのです。
日頃「カウンセリングの勉強」では、「アウトプットは不要」と常に申し上げていますが、実践は別です。この人に話してもアウトプットが得られないと学生が感じたらまずリピートは無いでしょう。評判が燎原の火のように広がり、「頼りにならないカウンセラー」と思われるでしょう。
一流大学の学生が必死で研究する企業動向の、さらに上を行く知識を常に持つよう、日ごろから心がけています。カラウンセラーとして現役でいることは、日々戦いでもあると思います。特にキャリアカウンセラーとして現役であるためには、自分自身が常にビジネス知識をアップデートしている必要があります。

私はコンサル会社で多くの企業と常に接していますが、これはキャリアカウンセリングをするため、きわめて重要です。過去の知識や経験は、変化の激しい今のビジネス環境では限りなく頼りになりません。「今」に必死で付いていく努力は、現役カウンセラーとしても欠かせない要素なのです。
おかげさまでクライアント企業さんのいる業界については、きわめてリアルで「今」そのものの情報に触れる機会が多いのですが、一方実際には直接かかわることの少ない業界も当然多数あります。このような業界知識や現役情報に疎い分野にはどう対処すべきでしょうか。

一つには常にインプットが重要ですから、インプットできる環境に身を置く努力がいります。具体的に一番頼りになるのは株式市場ではないでしょうか。法的にも正確さが求められ、証券取引法によって、その正しさに一定の担保のある情報はとても貴重です。有価証券報告書は正に宝の山。いささか怪しい株式情報も、積極的に取りはしませんが、目についたものは一応さらっておくと、後々当たっていることもなくはありません。

CDA2次試験対策では一切必要ない業界知識、ビジネス知識ですが、実践キャリアカウンセリングは全く別で、ほぼ確実に知識のインプットを求められます。逆に言えば、知識のインプットをしようとするCDA受験生は、試験対策として完全に間違ったことをしているともいえます。
資格と実践。似て非なるその違いを区別できることは、キャリアカウンセラーとして活動するためには非常に重要な「センス」だと思います。
キャリアカウンセラーの採用などにおいても、こうしたセンスを私は重視します。ビジネス経験は絶対条件ですが、それだけでなく、どうやってより正確な情報にたどり着けるか、採用者である私を説得できるかという高いコミュニケーション能力が、何よりキャリアカウンセラーになるには欠かせない要素のように思っています。
author:RMロンドンパートナーズ, category:CDA/キャリアカウンセリング, 22:01
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質問攻めにしてしまうCDA 練習は何のため?
ロールプレーにおいて、「ついクライアントさんを質問攻めにしてしまう」方が少なくありません。
理由はカウンセラー(CDA)モードになっていないからです。

これまで8年間CDAの2次試験対策をしてきていますが、仕事や日常生活といった「普段モード」と、カウンセリング時の「CDAモード」を切り替えられないというお悩みは多数ありました。残念ながら特効薬はありません。カウンセラー自身が自らをコントロールできなければ、当然ですが変わりようがないのです。

しかし逆に、こうした「自らが苦手とする部分」を克服するため、練習をするのではないでしょうか。
漫然とロールプレーを繰り返しても合格には至れません。
ひたすらな練習には意味が無いことを申し上げてきています。

そうではなく、目的を自ら課し、それを克服するための練習と考えてはどうでしょうか。自らの課題とは;
・つい普段モードになってしまう
・質問しないとCDAの方が不安になる
・沈黙が恐い
・「間」を取ることが出来ない
等々でしょうか。まずこれらを明確にし、その上でロールプレーに臨み、ロールプレーにおいて課題を克服できていることを見せなければなりません。

「どこが悪いかわからない」状態が一番最悪です。手の打ちようがないのです。
私はいつもセミナーの際は、試験官の立場になって、ロールプレーを見ています。そこで感じる違和感をご自分がどう受け止めるか。そもそもそうした「周囲が感じる」違和感に気付いているのか、このことから見る必要があるんではないでしょうか。

CDA2次試験直前になってアタフタしても手遅れです。時間がある時、十分余裕をもって自らの課題を探り当て、それを練習目標とする等、きちんと組み立てた練習をこころみて下さい。




(事務局お知らせ)
ご自身の弱点発見に、前回CDA2次試験のレビューと課題追及に、講師・増沢自ら一対一で指導を受けられるチャンス。
2/22(土) 限定!講師・増沢による個人セミナー/CDA2次試験受験カウンセリング、開催

http://shachosan.rm-london.com/?eid=850417
author:RMロンドンパートナーズ, category:CDA/キャリアカウンセリング, 15:54
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CDA2次試験合格者インタビュー
Aさん。40代。人事系の経験からCDA受験。3回目の挑戦で合格に。

‐合格おめでとうございます。ご自身の感想をお聞かせ下さい。
いやホントにまったく自信が無かったので、合格して時間がたった今も、まだ信じられない気持ちです。ただ、受験直前のセミナーで言われた「今この時点でも『自信を持てないのが普通です』」という言葉ばがとても印象に残っていて、全くその通りだなと感じています。
 
−ずばり、合格の秘訣は何でしょう?
秘訣はありません(笑)。いや本当に2回目までの受験では、実はありもしない「秘訣」やノウハウを求めて、いろいろな情報や勉強会をつまみ食いしていました。
「合格の秘訣」などと考えていること自体が間違いだということがわかり、最後まで自信があるとはいえませんでしたが、気持ちは安定して試験に臨めた気がします。これが一番の収穫ではないでしょうか。
 
‐「秘訣」は得られませんでしたか?
カウンセリングは科学だと、増沢先生はずっとおっしゃっていました。正直某社のトレーニングジムの中身の無さに懲りていたので、またしても有名な大学の教授だけに理想論ではないかと、最初はちょっとその現実感を疑っていたのですが、実はその通りでした。「コレさえやれば合格」とか「パターン化」というのは、想定通りにはまった時は強いかも知れませんが、そもそも現実で使えません。私は仕事で多数の社員の面談が必要なので、そんなパターン化で対応が出来ないことを知っています。
いくつかのパターンやキーワードのような「ノウハウ」はそもそも実用には全く向いておらず、またCDA2次試験においても使えないものだと実感しています。
 
‐ではセミナーを受けた印象はいかがでしたか?
合格を求めてわざわざ時間とお金を使って参加する以上、得るものを求めるのは当然です。しかしそれが「秘訣」のようなオカルトなものではなく、きわめて実践的だということがわかりました。さすがに年間何百というキャリアカウンセリングを行っている増沢先生だけあって、他のどのセミナーより実用性が高く、しかもそれが「相手」や「設定」を選ばないという点で、最高のCDA2次試験対策講座となっていることがわかったのです。
 
‐「相手や設定を選ばない」という点について、詳しく聞かせて下さい。
「やりやすいクライアントと思った時が一番危険」と言われた時、頭を殴られたようなショックを受けたのを覚えています。私がやはり自分と似た年恰好、キャリア、役職等のクライアントのケースなのにもかかわらず、全然思うようにロールプレーが進まない理由をこの時初めて教えてもらったと思ったからです。
「自分と似ている=やりやすい」という思考回路自体が間違っていることがやっと自覚できました。答えが無いはずのカウンセリングなのに、どこか自分の中で「答」探しをしている、それが明確に表れる瞬間が「自分と似ている」クライアントケースなのです。結局自分と同じクライアントなどこの世に存在しない訳ですから、「似ている」と、勝手に共通化したり一体化したりする行為が、カウンセリングの逆だったのです。だから相手(クライアント)や設定が何であれ誰であれ、本来恐れる必要すらないのです。そこを学び取った時に確実に自分の中でステップが一歩、いや十歩くらい進んだ気がします。
 
‐ロールプレーが変化したのですか?
いえ、お恥ずかしい話ですが、頭ではわかっても、それをロールプレーで実現するのは、もしかすると最後までできなかった気がします。でも「わかっている」のと「知らないでやる」の差は歴然です。それまで流ちょうに、いかにスムーズな展開が出来るかだけを目指していたロールプレーが、かえってぎこちなく、止まったり沈黙したりが逆に増えたのです。しかしそれこそが私の成長でした。スムーズな展開をしたいというのは、自分(CDA)の都合であり、クライアントさん優先、来談者中心の姿勢が取れていれば、ロールプレーがぎこちないこと、うまく進まないことが苦痛でなくなります。
流れが悪いなと感じた時に、「クライアントさんが中心」「クライアントさんに居心地の良い空間を作れてこそのCDA」という言葉が浮かび、不思議とそれまであったような突き動かされるような焦燥感や焦りがなくなりました。これって、強いですよ。試験で一番の大敵である自分の焦りを鎮めることが出来るようになったのですから。最後まで淡々と、何も盛り上がらず終えるということは、結局CDA中心ではなくクライアントさん中心のカウンセリングを実現できていることなんですね。見せ場も鋭い指摘もクライアントさん分析も、何もいらない。ただひたすら10分間「主訴を感じ続けること」で良いんだという安心感を与えていただいたことはとにかく感謝しています。
 
‐「主訴を感じること」についても説明をお願いします。
主訴は分析するものでも、CDAが言い当てるものでもありません。CDAが「感じる」ものということです。クライアントはそもそも自分の気持ちを言葉にして言い表せないから来談しているのであって、それを質問攻めにして「あなたはOOという気持ちですか?」とか「その時の気持ちはどうですか?」とか「リストラ宣告されてどう思いましたか?」みたいな、気持ちの言い当てはカウンセリングではないことを学びました。もちろんクライアントさんがわかってほしいという気持ちは受け止めるのが当然ですが、気持ちを言い当てることがロールプレーの目的となっては本末転倒です。カウンセリングはオカルトではなくサイエンスですから、CDAはクライアントの気持ちを当てる必要がありません。CDAのためのカウンセリングではないので、クライアントの「わかってほしい気持ち」と一方で「見せたくない本心」「まだ開示できない気持ち」をきちんとどちらも受け止めることこそ心理学的カウンセリングだということを理解できました。
 
-いろいろなセミナーにも出られたとのことですが、違いはありますか?
基本的にどのセミナーに出ても、自分自身が何を得たいかがすべてだと思います。セミナーに出ただけで受かる訳がありません。どの先生の言うことも基本的に皆間違ってはいません。ただ、説明能力の無い方、これは主に単なるCDAホルダーの方を指しますが、そういった方はお勧めしません。しかしだからといって「信じる者は救われる」的な雰囲気は私には合いません。なのできちんと理論的に説明してくれ、自分の理解が進むところ、合うところのセミナーを見つけることが一番ではないでしょうか。RMロンドンパートナーズさんは良い意味で一番ちゃんと「会社らしい」ところでした。個人がボランティアベースで安い代わりに、クオリティもチョボチョボではなく、ちゃんとした「学校」を求めていた私にはとても相性が良かったと思います。
 
‐最後にCDA受験生の方に一言アドバイスをお願いいたします。
「カウンセリングはサイエンス(科学)です」ということを理解できたのが、増沢先生から学んだ一番の収穫でした。さすが理工系大学教授だと思います。クライアントに何かしてあげよう等というおごった気持ちを捨て、
自分(CDA)が目立つ、良いところを見せる必要が無いことを、ロールプレーで実現できるよう練習する。特に口頭試問の練習は今思い出しても冷や汗ですが、「気持ちに寄り添う」的なごまかしを鋭く見抜かれてしまい、常に真剣勝負で練習でき、毎回のセミナーで手が痛くなるほどメモを取りました。バカ高いだけで成果のない某トレーニングジムに行くくらいなら、ぜひRMロンドンパートナーズさんを体験してみていただきたいです。皆さん、頑張って下さい。

‐ありがとうございました。
(文責・聞き手:RMロンドンパートナーズ事務局)
 

JUGEMテーマ:学問・学校
author:RMロンドンパートナーズ, category:CDA/キャリアカウンセリング, 23:27
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